2012年7月28日土曜日

Deep green

猛暑を避けて、碧深く。
スピリチュアル系の仕事をする友人と、リトリートのできる散策路の下見に行きました。
普段はより高い山への入山口である御岳山を、初心者向けに改めて吟味します。
ここにあるロックガーデンは、二つの滝を繋ぐ沢沿いのエリア。
天狗とおおいぬ様が守るこの地、パワースポットも多く点在し、鬱蒼と茂る原生林の中に突然現れる滝、樹齢300年を越える大木、深く苔むす巨石に圧倒されること屡々。山歩き、頂点を目指す事だけには有らず、この緑深い中に身を置くことにこそ愉しみがあると言うもの。普段とは違う視点の山行、とても新鮮でした。
友人も大満足。ロケーションは最高!さてアクセスは?
そこまで良いわけはない、、、よね。
そんなに簡単に、楽園には届かないのです。山育ちの彼女には歩けても、都会の日頃歩かない方々には???
無理?無理、ですかね。残念ながら、。。
諦めきれずに帰りは反対のルートで下山。面白みには欠けますが、こっちを往復なら何とか歩けるか、という結論にまとまり、結果計5時間で合格です。
帰りは近くの酒蔵で、美味しいお豆腐と甘酒炭酸割りを頂きながら、今日を振り返り、二人満足帰りました。
あぁ、暑かった、、、、。





2012年7月23日月曜日

Get lost again.

デザインの途中で迷子になった。

入口では、はっきりと見えていた真っ直ぐな道が、進んでいくうち こっちに寄り道、あっちでお休み、ついには道まで蛇行して、今日は遂に道が途絶えた。

デザインの作業は本当に甘い誘惑の罠の道。時間がたつにつれて新しいアイデアが沸き起こり、また巷では理解をこえた物が流行ったりする。

そんな訳で、本日は時間を切り裂き戻り道。やりたいことの再確認。。。

イメージボードが囁いた。

"あなたの作った世界ですけど?"


2012年7月22日日曜日

DNA

日曜らしく庭の手入れを。

種がとれる春の花ばなをようやく収穫して採集すると、どれもこれもゴミのような、よく言えばゴマのような、小さな小さな種がごまんと採れた。

こんなちっぽけな粒の中に、次の世代への全ての情報がつまってるんだなぁ、

なんて、改めてながめたり。

魚のスイミーではないけれど、この内どれだけが発芽するのか。きっとほんの一握りに違いない。

生命連鎖の神秘を見たり。
ミクロとマクロは実はおんなじ物なのかしら?

ひとしきり眺めたあとは、可愛いオダマキの殻を花瓶に投げ入れてみたりもしました。

2012年7月18日水曜日

紅一点

夏にこの花が咲くと思う言葉、

紅一点。

我が家の淡い色合いの庭に、一年に一度だけさされる鮮やかなヒオウギ水仙の紅。

いつもハッとさせられる自分がいる。

何と美しいのだろうと。


2012年7月17日火曜日

Salon de fromage

新しいユニフォーム企画が始動。


こちらパリ店舗の写真な~り~。
あれ?チーズ屋としてはとてもシックな色合いの内装、、。
肉屋の隣のその辺の店とは大分違いますけど。

そうそう、フランス人にとっては日常の食材だけど、日本での位置づけは、それとはかなりの違いがあるんだよね。
日本人のオーナーだと、チーズもこんなに洗練ムードになるんです。

なんといっても日本でチーズは高級食材だもの。

さて、この認識の差を踏まえ、パリ店、日本店のユニフォーム、どうやって統一させましょう?
普段の服作りとは違う、悩みどころ満載のお仕事となりそうです。

salonと名のつくチーズ屋企画のはじまりはじまり~。





2012年7月2日月曜日

Nice trek

頭の雲谷がどうにも晴らし難く、突然の思いつきで山へ出かけた。

行き先に特にこだわりはなく、近場の歩きやすい山を選んだので、多少の混雑は覚悟の上。しかし案の定、バス停は100人を超える老若男女がゾロっと列を作って待っている。

まぁ、いい。

山に入って暫くすれば、そこは下界の喧騒とは切り離された、自然の息吹が待っていた。

やっぱり、ここ。

私はスピリチュアルな世界みたいなものからはもっとも遠い、そういう事には全く疎い人間だが、山にはいると体も心も綺麗に洗い流されて、心の色が透明にリセットされる感じがする。

以前ハーブの効用について調べていたとき、

全ては波動。弱くなった体にハーブの波動を取り入れる事によって、自分の波動のリズムを取り戻す。

というのを読んだ事があって、

自然の中に身を置くこともまた、同じような効果があるのだろうな、とじんわり実感した一時であった。

山頂では去年と同じ場所で少し遅いオダマキとの再会も果たし、澄んだ気分で下山。。さぁ、また頑張りますか♪